スーパーグローバルハイスクール事業内容

 札幌聖心女子学院スーパーグローバルハイスクール 「Active Dialog~共生の実現へ~」

  本校は21世紀に入り、聖心出身の緒方貞子さんにグローバルリーダーのモデルを見出し、地球規模で起きる問題を、対話のうちに創造的に解決し、共生を実現することがグローバル世界における日本の役割と位置付けて教育を行ってきました。経済においてもグローバル時代の企業は企業貢献によって社会と世界につながることでいのちを繋ぎます。“Peace that exists solely in your country is no peace, because every nation's fate is bound up in that of others.”緒方さんのこの言葉に基づいて本研究の命名をActiveDialogと致しました。
  現在は予測もつかない未知の問題の解決を、将来次々と迫られる21世紀の子供たちは、learning strategy として従来の知識獲得のみでなく、知識運用力を身につけなければならなりません。また、前例のないことも判断しなければならないリーダーは、その判断が人間としてゆるぎない基盤をもつことが求められます。これまで、本校は探求型学習に力を入れてきましたが、合わせて、本校の教育理念に基づく社会福祉、開発、人権、ESD等各種の学習や活動を一層強化し、他者に開かれた行動力をもち、持続可能な共生社会の実現に貢献できる人材を育成しています。

研究開発構想名
Active Dialog -共生の実現へ-
研究開発の概要
1 本校が放課後に、また、後に総合的な学習として実施してきた課題研究をさらに強化する。
2 課題研究のテーマを「人との共生」、「自然との共生」の2つにしぼり全研究を整理統合する。
3 海外研修の目的・成果を2つの主題別にまとめる。
4 英語コミュニケーション能力をさらに強化する研究・研修を行う。
5 論理的思考力と発表能力をもつグローバルリーダーの育成を目指す。
目的・目標
本校の研究開発テーマを「人との共生・自然との共生を目指し、諸課題に挑戦する。」として、課題分析能力とプレゼンテーション能力の定着を図り、グローバルリーダーの育成を目指す。
現状の分析と研究開発の仮説
本校26年度高校1年入学生(現中学3年生)の段階から論理的思考力、問題設定・解決能力の一層の向上を図っていく必要があると考えられ、これらの生徒が新しく設定した課題研究に取り組み、共生の観点から研究と実践を進め、それぞれの主張を発表し、まとめていくことによって、論理性のある問題解決能力を身に付けることが可能になると考える。
成果の普及
①本校での利活用
②大学・企業等へのはたらきかけ
③小学校との協力体制づくり
④他校への情報提供
⑤保護者の理解促進
課題研究内容
主題を世界的な課題である①「人との共生」、②「自然との共生」の2つにしぼり下記のような展開を考える。
①「人との共生」 a)少数民族の国を設定し、身近なアイヌ民族との状況比較を基本に共生への課題を追究するため、多数民族との関係、国家政策との関係における現状と問題点を探る。 b)難民と移民について調査の対象国を選定し、各国の受け入れ状況とその対策を共生の課題として追究するため、世界から移民や難民にまつわる争いや摩擦が消えない背景要因と現状の問題点を探る。 ②「自然との共生」 a)3R運動の源としての資源確保について、資源との向き合い方に問題意識を持ち、エネルギーや水資源の確保と環境問題についての問題点を探る。
実施方法・検証評価
①実施方法 平成26年度入学生(第1学年)より学年進行で実施する。平成26年度については、総合的な学習の時間(2単位)で実施する。平成27年度以降については、各学年2単位での実施を基本とし、「人との共生」「自然との共生」のテーマ追究のために、学校設定科目を新設した独自の教育課程を編成する。 ②検証評価方法 すべての取組の前に、「その目的」、「つけたい力」、「望ましい姿」などの細目が記載されたルーブリックを示し、生徒自身が到達目標を具体的に理解する。
○課題解決の情報を得るため、国際機関NPOや国連などを訪問する。
○共通の問題と、個別の問題に整理したうえでまとめ、対話と和解等、共生の 視点で提言、発表の準備を行う。
③課題のまとめと、その提言 取り組みを通した結論についての発表、報告、提言を校内、或いは校外で行う。 取組み後に、評価のためのアンケートを実施し、個々の生徒が自らの意識や行動の変化を自覚する場とする。
(1)課題研究以外の研究開発の内容・実施方法・検証評価 授業外の時間及び海外研修、課題研究の研究主題「人との共生」「自然との共生」に関わる研究を通して、他者に対する奉仕や思いやりの心を養い、グローバルリーダーとしての素養を身に付けさせる。 (2)グローバルリーダー育成に関する環境整備,教育課程外の取組内容・実施方法 (1)小学校への英語出前授業
(2)外国人留学生による母国紹介ワークショップの開催
(3)外国人教員によるグローバル課題ワークショップの開催
(4)長期・短期留学の門戸拡大
(5)留学生の積極的な受け入れ
(6)海外Gap Yearボランティア学生の受け入れ
(7)帰国子女の積極的な受け入れ
(8)各種コンテストへの積極的な参加
(9)インターナショナルデイの開催
その他の活動
○アジアスタディーツアーや大学へのスタディーツアーへの共同参加 ・世界の姉妹大学を中心に研修活動に参加し、グローバルな視野をひろげる。 ○国連スタディーツアー(Little Raiza Project)参加 ・国連を中心とした世界の中での我が国及び自らの果たすべき役割等を理解する。 ○ボランティア活動 ・梅干弁当募金先の視察やペットボトルキャップ運動の成果を調べる。 ○外部機関の講演の聴講および、他者へのフィードバック

 
生徒の様子と取り組み内容について
 
本校がこれまでに取り組んだ文部科学省指定事業
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